学校の授業は毎日進んでいってしまいます。国語も算数も理科も社会もです。家に帰ってから今日学校で習ったことはできるだけその日のうちに復習をしてしまわないで次の日に持ち越してしまうと復習しなければならないことがどんどんと膨れ上がっていってしまいます。
勉強のできない子供というのは、その日のうちにさっと復習をするということが出来ないということが多いです。そもそも勉強時間を作ることが出来なくて復習ができないという子もいるでしょうし、今日習ったことを一通り目を通すことができないで一部だけしか見直さないということもあります。
実は復習をするかしないかということは学校でいい成績をとれるかどうかと関係が深いと思います。先生が話したことをその日のうちにもう一度確認するというのは記憶に残っているうちにもう一度自分自身で見直すことになるのですが、時間が経つにつれて徐々に記憶が薄れていくからです。
もちろん毎日すべてを復習するのは簡単な事ではないかもしれませんが、いかに早いうちに見直しを出来るかどうかは大切な事です。
時にはどうしてもすべてを復習する時間が作れないという日もあると思います。できればじっくりと時間をかけて完全に理解できるまで見直すことがいいとは思いますが、どうしても時間がないという日であれば、5分でも10分でもいいのでざっと見直すということが効果的です。
とにかく今日習ったことは明日には持ち越さないということを続けていけば、次の授業の時に全く話についていけないということにはなりにくくなるはずです。
今日中に授業の復習をしなさいと子供に言ってもなかなかそれが毎日一人でできる子供は少ないでしょう。一人で勉強をするだけですと、どうしても万遍なく復習するというよりも偏った科目や内容だけを確認してしまうことになってしまうものです。
なので、そこは親御さんが子供の学校の毎日の授業のスケジュールや習った内容を確認するなどして把握をしながらきちんと子供が万遍なく復習できているのかを見守るということも大切になってくるでしょう。