学校から家に帰ってきてから寝るまでの間に子供がどのような過ごし方をするのかということは学校の成績と関係が深いと考えられます。子供にとっても1日24時間であることは変わりません。夕方に学校から帰宅するわけですから寝るまでの数時間をどのように過ごすかが勉強の成績を考える上では非常に重要になってくるのです。
まず、勉強が出来る子供は学校から帰宅してから寝るまでの間の、いつの時間に勉強をするのかということが習慣として決まっていることが多いです。なので、毎日その時間に机に向かって勉強をするということが当たり前になっているのです。
一方で、あまり成績の良くない子供というのは、いつ勉強をするのかという習慣がないことが多いです。そのため、何時になったら勉強を始めなければいけないという気持ちもないため、いつまでたっても勉強を始めようとしないということが多いのです。
もちろん勉強時間は長ければいいというわけではありません。しっかりと一定の時間を確保できればそれでいいのですが、それすらも決まっていないとなると子供は習慣として勉強をすることが出来なくなってしまうのです。
もしも、子供が毎日なかなか勉強を始めようとしないのであれば、勉強時間を決めるなどして、少しでも早い段階で子供が自然と勉強を始められる習慣をつけてあげることが大切でしょう。どこかでこの習慣をつけない限りはなかなか気持ちの切り替えをすることが難しいです。
そのためには、家族の協力も必要になってくることもあります。その時には、とにかく子供優先でしっかりと子供が勉強に集中できるような家庭環境をつくるという努力をしなければならいでしょう。
子供はついつい楽しいことに夢中になってしまいがちです。ずっとテレビを見てしまうこともあるでしょうし、ゲームに夢中になってやめたがらないこともあるでしょう。携帯やスマホをいじりだしたらいつまでも続いてしまうこともあります。でも、これではいつまでたっても勉強を始めるきっかけができなくなってしまうのです。
大切な事は、まず先に勉強を終わらせてしまうということです。その日のうちに授業の復習はするべきですし、出来る限りの予習をしておくことで授業の理解度も上がってきます。まずはやるべきことをしっかりとやって、そして終わってから寝るまでの時間を有意義に過ごすというということが大切なのです。