小学校のうちはのびのびと楽しく過ごしてほしいと思っているかもしれませんが、しっかりと遊びもしながら勉強もこなしていくということが大切ではないでしょうか!?というのも、小学校で習うことはこれから成長して中学校や高校で勉強することの基礎固めをしているとも言えるからです。
私たち大人になると小学校で習ったことっていったい何だったかなと忘れてしまっている方も多いかもしれませんが、実は6年間で勉強する内容はけっこう盛りだくさんなのです。
例えば算数ですが、足し算・引き算・掛け算・割り算といった計算の基礎はもちろん分数や少数なども習います。このような算数で習う内容ですが、もちろん中学校においては方程式、さらには高校に入ってからの微分積分などのようにずっと付きまとってくる大切なものです。
ですので、小学校で勉強する内容を全く理解しないままに成長してしまうと、中学校や高校では非常に苦労をすることになってしまうのです。
小学校とはいっても、国語・算数・理科・社会など科目も多いですし、毎日の授業数だってかなりのものです。日々次々と新しいことを学んでいるんだということをもう一度再認識することが大切です。
勉強ということのそもそもの根本的なことでしょうが、その日に学んだことはその日のうちに消化しておくということが重要です。次の日も授業があるのでどんどんと先に進んでいってしまうわけですから積み残しをしてしまえばその分のしわ寄せがどこかに生じてしまうのは当然です。
なので、今日の授業は何だったのかとか、今日は何を習ってきたのかということは毎日の日課として確認して子供が理解できていないところがあるなら、その日のうちに復習してしまうというのが大切です。
なかなか小学校の勉強を丁寧にこなすということは大変な事でもあります。しっかりと親御さんとしても子供が勉強について行けているかどうかを見守っていてあげないとどうしても理解できないままになっていることがあります。
特に勉強嫌いな子供の場合、嫌いな勉強のことは放っておいて遊びのほうに夢中になってしまうことが多いです。誰も気づかずにそのままになってしまうと気が付いたら大変なことになってしまったということも想定できるのです。
小学生の勉強がついていけなくなってしまったしわ寄せは多くの場合に中学校に入ってからくるものです。中学校では小学校で習ったことを使って急に内容が高度になってきますし、内容も難しいですし、授業の内容のスピードも速くなってきます。
そうなってしまうと小学校での遅れを取り戻すのはとても大変です。そうならないためにも、小学校で勉強するべきことはしっかりと小学生のうちにこなしておくことが必要でしょう。