勉強ができるようになるには、しっかりと毎日勉強できる習慣を身に付けることが大切です。成績のあまり良くない子供の場合、勉強する習慣が身に付いていないということが多く見受けられます。
まれに全然勉強なんかしなくても学校の成績はバッチリという子供もいますが、このような天才肌のお子様は稀に見る例外と考えておくのがいいでしょう。
ご自分の子供の成績を上げたいと思うのであれば、いかに毎日継続して勉強をすることが出来るような習慣を身に付けて上げることが出来るかということを考えてみるべきです。
勉強をする習慣ですが、親が出来ることという観点で考えた場合、小学生のうちが一番適していると思います。
というのも、幼稚園の頃ですと、まだまだ小さすぎて勉強よりも身の回りの整理整頓とかお友達と仲良く遊ぶことといった生活の基本的な部分の習慣を身に付けるということが中心になるでしょうし、中学生や高校生ともなると自我が芽生えてくる時期でもありますし、早い子供ですと反抗期にもなってきますので、なかなか親がリズムを作ってあげるということも難しくなってきてしまうからです。
勉強なんて自分自身でするものだから親が協力できる部分は少ないという意見もあると思います。たしかに、勉強というものは自分で学びたいという気持ちを持たないと長い目では成績が伸びてくることはないのかもしれません。
でも、まだ小学生という小さな子供の場合には家族の協力が必要だと感じています。
特に、勉強するという習慣のない子供に急に親が「一生懸命勉強しなさい!」なんてことを言いだしても、子供がそれをきっかけに毎日勉強するなんていうことは普通は考えにくいからです。
まずは、家族みんなで力を合わせて子供が毎日勉強に集中できるような時間を作っていくということを心がけるべきでしょう。
毎日の夕食から寝るまでの間には気になるテレビ番組も多いですよね。バラエティー番組やらドラマなど大人にとってはゆっくりと過ごせる楽しみな時間帯ともいえます。
でも、もしも家族のみんながテレビを見ているのに子供にだけは勉強をしなさいと言ってしまったら説得力はあるでしょうか??
小学生といえば急激にいろいろなことに興味を持ちだす時期でもあります。お笑い番組だって一度見たらもっと見たいって思うのも凄く自然なことですし、勉強するよりもテレビをずっと見ていたいと思うのも当然でしょう。
なので、お子様に集中して勉強をする習慣を身に付けるためには子供の勉強時間を中心として家族の生活リズムを合わせていくということも必要になってくるのです。
子供の勉強時間中はテレビはつけずになるべく子供が勉強に集中できるような環境を作るなんていうことも一つの方法になってくるでしょう。
小学生の子供に勉強の習慣を上手に身に付けて上げるということは親の努力によって大きく影響を受けるはずです。少しヤンチャなお子様であってもまだまだ小学生なので、親の存在というものはとても大きいはずです。
子供に勉強の習慣がつくように導いてあげるというもの大切な子育ての一環ではないでしょうか!?
ただ頭ごなしに勉強しなさいという押し付けるような姿勢ではなくて、むしろ子供の立場に立って子供の目線で一緒になって行動をしていくということが大切でしょう。
親が親身になって丁寧に勉強の習慣を身につけるような行動を行っていれば、しだいに子供も親の言っていることを理解しようとするでしょうし、少しずつでも毎日勉強をするクセがついてくるはずです。