小学校6年生では志望校の過去問にもしっかりと目を通すこと！！

小学校6年生は受験を控えている年でもありますので、後になって後悔をしないためにも1日を大事にしながら勉強を進めていくことが大切です。受験の対策としてやらなければならないことも多いので気持ちが焦ってしまうこともあるでしょうが、勉強にメリハリや優先順位をつけながらコツコツとこなしていくようにするといいでしょう。

学校の授業や塾で学んでいることの予習や復習が中心となることはこれまでと変わることはありませんが、小学校6年生の段階ではそれにプラスして志望校の過去問にも目を通すことが必要です。ですので、まだ志望校が決まっていないというのであれば、早い段階から行きたい学校を絞り込んでいくようにしましょう。

1年間でやれることは限界がありますので、すべてを完璧にこなしていこうとすると無理が生じてしまいがちです。なので、まず何を優先的に学んでいかなければならないのかをよく考えたうえで、勉強の優先順位は明確にするようにしましょう。

6年生の夏休みくらいまでは志望校の合格レベルに達していなくても気にする必要はありません。大切なのは夏休み以降でいかに合格圏内まで実力を伸ばすことが出来るのかということです。子供の実力をしっかりと把握しながら丁寧な学習を継続するように心掛けましょう。

第一志望校や第二志望校などであれば、過去問に目を通すということは必須だと考えておくべきでしょう。学校によっては出題傾向に特徴の表れていることもありますので、それを知っているだけでも価値があると思います。なので、過去数年分くらいは実際に解いてみるといいです。

志望校の過去問を全科目過去数年分解くというだけでも実はかなり時間がかかります。もちろん解答をじっくりと分析することも合わせると思っている以上に大変になりますので、できるだけ早い段階で着手をしてみることがおすすめです。

問題を解くときには実際の試験時間と同じ条件で解いてみましょう。本番の試験をイメージしながら解くことで、各小問の時間配分などを肌感覚で体感することが出来るからです。難しい問題にこだわりすぎてしまうと最後まで時間が足りずにたどり着けないということもよくあります。

数多くの問題を解いていくことで、子供の弱点となっている科目や分野が把握できるようになってきます。小学校6年生では勉強の優先度を重視することが大切ですので、このような弱点をつぶしていくことが大切です。苦手な分野が一番伸びしろが大きいのだということを忘れないようにしましょう。

子供は得意な科目や分野ばかりを勉強したがりますので、そこは親御さんなどがしっかりとサポートをしてくことで、あまりやりたいと感じない苦手な科目や分野にも勉強をするようになることが多いです。家族全員で受験を乗り切るんだという気持ちが大きな差になることがしばしばです。

苦手な科目はとにかく基本を大切にすることです。基本がしっかりとできるようになれば苦手意識は薄れていくはずです。それまでは焦る気持ちを抑えて十分に時間をかけてでも基本的な事の再確認を行うようにしてください。かならず子供が急にできるようになると信じることです。

中学受験を乗り切るうえで気持ちの強さということも重要です。どうしてもこの学校に進学したいというモチベーションを上げていくことで子供の勉強にも熱が入ってくるでしょう。そのためには、子供が志望する中学校をもっと身近に感じることが出来るようにしてあげることです。

例えば学校側で主催する説明会への参加があります。これは受験を希望する方向けの説明会ですので、学校の教育方針などの具体的な話を聞くことが出来ます。さらには、文化祭や体育祭などのイベントに参加することで実際に生徒たちの様子を見ることも非常に刺激を受けるでしょう。

このような経験を重ねていくことで子供も志望校への憧れがより明確なものになってくるでしょう。受験では子供自身が入学したいという強い気持ちを持たなければなりません。なので、積極的に家族で多くのイベントに参加してみるといいですよ。

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