月刊小学ポピー　＞　使いこなし

これから小学校の成績アップを目指したいという子供の場合には、当然これまで以上に勉強を頑張っていく必要があります。しっかりと勉強しなければ今以上に良い成績を収めることは難しいからです。

でも、だからと言ってただ単に勉強時間を増やしていけばすぐに成績が上がるのかというと必ずしもそうとは言い切れないんです。これが勉強の難しいところでもあるわけです。簡単に言えば、勉強時間と成績は比例するとも限らないということです。

なので、親が無理に子供を机に座らせて嫌々ながらも勉強時間を長くするようにしたとしてもあまり効果が見込めないんです。

じゃあ、どうればいいの？ってことですが、時間よりも質を改善するように工夫をしていくことになるんです。同じ時間であっても質の高い勉強ができれば成績は上がるわけですし、子供だってダラダラせずに切り替えよく勉強に取り組んでいくことができるからです。

このように、子供の勉強の質を高めるためにもポピーを上手に使いこなして日々の学習に取り入れていくことが大切になってくるでしょう。

テストの前などにものすごく頑張ってこれまでの試験範囲を一気に終わらせるという勉強法もありますが、これでは単なる一夜漬けで終わってしまって、すぐに覚えたことも全部綺麗サッパリと忘れてしまうことになるでしょう。

これでは子供の学力が向上していくことは期待しづらいです。むしろ、毎日少しずつでもいいのでコツコツと勉強を進める方が実力アップになりやすいです。

ポピーは１回あたりの学習時間の目安は１０～２０分ほどになっています。じっくりと取り組んでも子供に大きな負担がかかりにくいはずです。でも、これを１日にたくさんこなそうと思うととても大変になってしまいます。

今日は何を勉強しようかということをその日の気分によって決めているという子供も多いと思います。でも、このような勉強ですと自分の好きな科目や分野ばかりに偏ってしまいがちです。苦手科目を作る原因にもなりかねませんよね。

こんなことにならないようにするためにも、１週間程度の学習予定を作ってみることがおすすめです。予定を考える時には、当然全部の科目をバランスよく配分していくということになります。

ポピーは教科書に準拠している内容になっていますので、学校の毎日の科目に合わせて組み立てていくというのもいいと思います。例えば、算数の授業が火曜日にあるのであれば、月曜に予習をして火曜に復習するといった具合になります。

ある程度子供の自主性を重んじて勉強に取り組ませるという意味でも子供自身で予定を考えて、

毎日それをこなしていくということが理想です。でも、もしかしたら全くその通りに勉強が進んでいないことだってあり得るでしょう。

そこで親の役割としては、子供が計画通りに勉強がはかどっているのかをチェックしていくということになります。もしも、状況が良くないというのであれば勉強のやり方を一緒に見直したり、予定のたて方を変えてみたりすることになるでしょう。