日本の歴史を学ぶ上でも非常に有名な武将といえば織田信長でしょう。誰もがご存知の織田信長ですが、もちろんテストや試験でも出題されることも多く、しっかりとポイントを整理しながら学んでいくことが大切になってきます。
室町時代におこった応仁の乱によって、次第に戦国大名が台頭し、世の中は戦国時代に突入しました。室町幕府も次第に統率力を失っていくことになります。
そして、15代の将軍が足利義昭です。足利義昭はもともとは織田信長によって擁立されることで将軍の地位になるのですが、のちに織田信長と対立するようになってしまうのです。そして、ついには京都を追われてしまい、1338年に足利尊氏によって開かれた室町幕府は、ついに1573年に滅んでしまうことになってしまうのです。
この室町幕府が滅んでからは徳川家康により1603年に江戸幕府が開かれるまでの間は幕府はありません。そして、この時代は安土桃山時代といわれています。そして、織田信長や豊臣秀吉さらには徳川家康などによって、全国統一を目指す時代へと入っていくのです。
織田信長が本格的に全国統一を志したのが桶狭間の戦いといわれています。これは1560年の出来事です。駿河で今川義元を破った戦いです。兵の数では圧倒的に不利な状況であったにもかかわらず奇襲をかけることで織田信長は勝利を手にしたとされています。
続いて1575年に長篠で武田勝頼を破ったのが長篠の戦いです。ちなみに織田信長と徳川家康は共に戦っています。この長篠の戦いで重要な役割を担ったのは、鉄砲です。1543年に種子島にポルトガル人によって初めて伝えられました。
織田信長が全国統一への本拠地としたことで有名なのが安土城です。1576年につくられました。
しかし、織田信長は1582年に本能寺の変で明智光秀に攻められることで夢を叶えることはできずに生涯を終えることになったのです。
織田信長の生きた時代には、一向一揆がよく起こっていました。これをよく思わなかったのか織田信長は徹底的に仏教を弾圧する行動を起こしました。しかし、その一方でキリスト教を優遇することになったのです。キリスト教は、1549年にフランシスコ・ザビエルにより日本に伝えられています。
また、関所を廃止したり、自由な営業ができるように楽市楽座を制定したりもしています。