小学生の低学年のうちであるとまだ学校で習っていることもそれほど難しいわけではありませんし、まだ成績をそれほど気にするまでもないと油断をしてしまうこともありますが、小学校の中学年くらいにもなってくると徐々に難しくなってくるものです。
実は低学年のころからしっかりと勉強を積み重ねていないと3年生や4年生くらいになったころから急に授業についていけないという子供がでてきやすいです。
これまでの積み重ねで基礎ができていないということもあるでしょうし、勉強するという習慣がない子供ですとこの時期の授業内容はなかなか消化しれないためどんどんと積み残しが溜まっていってしまいます。
もしも、このような授業で理解できなかったことをどこかで取り戻すようなことができないと、子供はあっという間に勉強嫌いになってしまうものです。一度分からないことが溜まってしまうとそれ以上先の授業を受けてもなかなか理解ができないものです。
このように親も気づかないうちに自分の子供が授業についていけなくなってしまっていて知らず知らずのうちに勉強嫌いになってしまっているなんてこともありますので、十分に気を付けている必要があるのです。
親が気付かないうちに子供が学校の授業がついていけないということになってしまうということはなるべく早く解消するべきです。時間が経てばたつほどどんどんと授業は進んでいってしまうわけですから、早いうちの方が挽回するチャンスも大きいのです。
なので、今子供はしっかりと授業の内容を理解しているのだろうかということを確認するように心掛けるといいです。
まずは、今学校で何を習っているの?という質問を子供にしてみましょう。それなりに授業の内容が理解している子供であればしっかりとした回答が返ってくるはずです。
でも、理解が不十分な子供の場合、なんだかよく分からないような回答が返ってくることがります。これは、本人も何を習っているのかよく理解していないからなのでしょう。
子供がどうも授業の内容を十分に理解していないと感じるようでしたら、早めに追いつけるように努力をすることが必要です。一つ一つ丁寧に理解をすることで、子供は勉強を克服していくからです。
全てを子供一人で勉強するというのではなく、時には一緒になって調べたり学んだりするということも大切になってきます。
大人からすると、もうずいぶんと昔に習ったことなので、ちょっと急には思い出せないし分からないことも多いかもしれませんが、一緒になって考えていくことで子供も楽しさを実感できることもあるでしょうし、勉強の心構えにも影響してくるはずです。