小学校では冬の星座を学びますが、そのときに出てくるとても大切な事の1つに冬の大三角形というものがあります。星座を学ぶ上で欠かせない2つの三角形といえば、夏の大三角形と冬の大三角形です。ですので、しっかりとどの星座のなんという星を結んでいるのかを覚えるようにしましょう。
冬の夜空に見える代表的な星座というと、オリオン座・おおいぬ座・こいぬ座・ふたご座・おうし座です。各季節ごとの代表的な星座や星の名前もしっかりと確認しておきましょう。
このような冬の星座ですが、冬の大三角形を構成している星座と星の名前はしっかりと覚えるようにしましょう。
冬の大三角形は、オリオン座のベテルギウス・おおいぬ座のシリウス・こいぬ座のプロキオンを結んだ三角形のことをいいます。ここは大切ですので何度も繰り返して確認しましょう。
よく天の川とオリオン座とおおいぬ座とこいぬ座の位置関係を見てみると、こいぬ座だけが天の川の反対側にいるのが見て取れると思います。これは、オリオンがおおいぬとこいぬを引き連れて狩りに行く際に、こいぬだけが天の川を渡れなかったことをイメージすると覚えやすいでしょう。
冬の大三角形を学ぶ上では古代の神話も合わせて読んでおくのが記憶に残りやすいです。特にそれぞれの星座の位置関係は神話のストーリーとも密接に関係しているので、子供がスムーズに学習できるように工夫してみるのがいいでしょう。
星座は実際の夜空を観察しながら実体験として学んでいくことがおすすめです。親子で冬の夜空をじっくりと観察してみましょう。特徴のあるオリオン座は天気のいい日であれば簡単に見つかるはずです。あとは、上の図や図鑑などをもとにおおいぬ座やこいぬ座も探してみてください。
子供に冬の大三角形の星の名前をいきなり覚えなさいと言っても名称がカタカナということもあって覚えにくいです。でも、実際の夜空を見ながら丁寧に学んでいけば興味を持ちながら子供は学べるようになるので、覚えるのも早いと思います。