学校の授業で習ったことを授業中に全部理解できる子供は多くはないでしょう。ほとんどの小学生は、よく分からないことがたくさんあるはずです。でも、分からないことをそのままにしてしまうとどんどんと分からないことだらけになってしまいますし、勉強に対する苦手意識も強くなってしまいます。
なので、いかに分からないことを無くしていくことができるかということを考える必要があるのです。まだ小学生の子供は、興味を持たなければ自ら進んで分からないことを調べようとはしないことが多いので、しっかりと家族がサポートをしながら調べる習慣を身につけてあげるという心構えが大切です。
でも、子供が自分自身で調べることで分ったという感覚を味わうことが出来れば、勉強は楽しいものという位置づけに変わってくるでしょう。そのためにも、分かる喜びを出来るだけ多く体験させてあげるように導いてあげてください。
もしかしたら、子供がお母さんなどに聞いてしまえばすぐに解決してしまう簡単な事もあるかもしれませんが、できるだけ自分で教科書やノートや参考書などで調べるということが習慣化するうえでのポイントになります。
小学生の勉強の場合、少しくらい遠回りをしてでも自分の力で理解をするということを最優先に考えうのがいいと思います。答えがありきでそれを覚えるというだけでは本質的な勉強とは言えないでしょう。そのような訓練は、子供が分からないことがあるときにこそ生きてくるのです。
なので、できるだけ自分の力で分るまでいろいろな手段を使って調べることが大切です。調べているうちにたくさんの周辺的な知識もついてきますし、楽しさを体感することもできるからです。しかも、最終的に分かるようになったときには達成感や満足感も味わうことが出来るでしょう。
小学生の子供であっても今ではインターネットを上手に使いこなしている子がほとんどです。勉強の一環として調べ事をするのですから、積極的に活用していくことは決して悪いことではないと思います。分からないことをいろいろとキーワードを考えながら調べてみるのもいいでしょう。
子供にとって勉強は教科書を眺めているだけのものではありません。いかに自分が知りたいことにたどり着くことが出来るのかという過程も大切にしてあげることで、子供は勉強に対する興味や好奇心を持つことが出来るはずなのです。