小学校で習う四角形(正方形・長方形)の面積はこれから多くの図形の面積や体積を勉強していくうえでの基本となる骨格と考えておくべき非常に重要な項目ですので、しっかりと子供が理解できるようにしておくようにしましょう。
まず、四角形のなかでも正方形と長方形の面積がどうして縦×横であるのかをしっかりと子供が理解しなければいけません。これは、正方形と長方形の図形の性質が大前提となってきます。この正方形と長方形という四角形の特徴は、4つの角すべてが90度であるということです。
この性質があるからこそ、正方形と長方形の面積は縦×横で求めることが出来るのです。一般的な四角形で、4つの角すべてが90度という条件を満たしていない場合にはこの公式で面積を求めることはできません。
結構大人の方でもこの辺はこんがらがってしまいがちでしょうが、これから小学校の子供が様々な図形の面積や体積を学んでいくうえでとても大切な事ですので、この点はしっかりとおさておくことがポイントになってきます。
実は、正方形や長方形の基本的な定義や特徴というのはこれから多くの図形を考えていくうえでとても役に立つことが多いです。面積も縦×横で求められますが、この考え方を応用することで、別の図形の面積の求め方がスムーズに頭に入ってくることが多いのです。
ですので、図形特に面積の問題を苦手に感じている小学生には、しっかりと正方形と長方形の定義や特徴を理解したうえで納得して面積の公式が覚えられるまでしっかりと教えてあげることがいいでしょう。
先ほども書きましたが、正方形も長方形も4つの角すべてが90度になっています。小学生の子供は四角形と言われると頭の中でこのような正方形や長方形をイメージすることが多いと思いますが、実は、このような条件を満たしている正方形と長方形は特殊な四角形なのです。
子供が柔軟に四角形の問題を考えていくためには、いかに正方形と長方形が特殊であるのかということをしっかりと意識しておくことが大切です。あくまで、4つの角すべてが90度であるという時だけ面積は縦×横で求めることが出来るのだということが分かれば素晴らしいでしょう。