国語の長文の全体の大きな流れを意識しながら読むことで、筆者の思考の流れを把握することが出来るようになります。最終的に筆者が主張している一番大切なことをどのようなステップを踏みながら書いているのかを読み取れるようになれれば国の文章をもっと楽しいと感じられるでしょう。
小学生の子供が長い国語の文章を読むうえで書いた人がどのような主張をしているのかを考えることが国語力や読解能力を高めていくうえで重要なのですが、その1つの着目点として接続詞を意識するということが挙げられます。
普段はあまり気にしないで読み進めてしまいがちな接続詞ですが、文章全体の構成を考えると非常に大きな役割を担っているものなのです。ですので、小学生の子供が長文を読んで深い理解をするためにも接続詞に意識を向けるような勉強をしてみるのがいいでしょう。
国語のテストや問題で空欄に入る接続詞を選びなさいという問題が頻繁に出題されます。子供は何となくで回答をしてしまうことが多いですが、前後の文章の流れをしっかりと把握していなければしっかりとした根拠をもった回答が出来なくなってしまいます。
そもそも接続詞について種類や役割を理解していないと、国語の文章の中でどのように機能をしているのかも把握することはできません。まずは、接続詞についての全体的な勉強を早い段階でするということが大切です。
国語は日本語ですので、私たち日本人は毎日の日常会話で使っています。当然接続詞も日常会話の中で頻繁に出てくるものですので、子供からすると当たり前のことのようにとらえていることが多いでしょう。でも、それぞれの接続詞の役割や、どんな分類が出来るのかといった観点での整理は学ばないと頭の中では整理できないことなのです。
接続詞といっても実はかなりの数に上ります。それら多数の接続詞を種類に振り分けるとしても、種類も結構多いものです。一覧表にすると結構なボリュームになるほどです。それを小学生に丸暗記をさせようというと、ちょっと無理があるかもしれません。
それよりも、個々の接続詞は例文を使って学んでいくことが記憶に残りやすいです。同じ種類の接続詞であれば同じ例文であっても構わないはずです。担っている役割が同じであれば種類の同じ別の接続詞を入れても意味が通るからです。