子供が夜遅くまでテレビを見ているので、なかなか勉強を始めようとしないということもよくあります。もちろん、小学生ですのでまったくテレビを見ないのがいいとまでは言いませんが、ずっとテレビを見続けてしまうというのでは集中して勉強をするということは難しいでしょう。
もちろん、今の時代ですから自宅のテレビを一切つけないというのでは家族の方からすると世の中のニュースも知る機会が少なくなってしまいますし、そもそもある程度の番組であるならば、家族全員で楽しい時間を過ごすという意味でも大切なことかもしれません。
でも、その一方でずっとテレビを見る習慣をつけてしまうと、子供はなかなかその習慣をやめることは難しくなってしまうものです。ましてや、夜遅くまでずっとテレビを見続けてしまうとまだ体力も十分でない子供であれば、疲れてしまうでしょうし、勉強に集中するというのは難しいはずです。
しかも、最悪の場合ですと次の日の学校の授業でも前日の疲れが残ってしまい、授業中もウトウトしてしまうなんてことも考えれます。
ずっとテレビを見るという習慣をつけてしまうとなかなか子供は勉強をしようとしなくなってしまいます。ですので、例えば1日1時間までというように子供がテレビを見ることが出来る時間を決めることが大切です。できれば夕方6時から7時までといった具合にすると、毎日の生活リズムを作ることができます。
これまでテレビを見続けることに慣れてしまっている子供は最初はなかなかいうことを聞かないかもしれませんが、電源さえ切ってしまえば次第に慣れてくるはずですので、子供の勉強時間の確保や生活習慣のためにもメリハリのきいたリズムを作っていくべきです。
せっかく子供にテレビを見る時間を決めたとしても、大人は子供が勉強中にテレビを見るというのはおすすめできません。子供は勉強中にテレビのことが気になってしまって集中することが出来なくなってしまいますし、大人だけずるいという感情を持ってしまうからです。
楽しみしているドラマやバラエティー番組などが多く放送される時間帯とかぶってしまうかもしれませんが、そこはグッと我慢をするべきなのです。子供の勉強リズムを作るためには家族が一丸となって行動を起こしていくことが大切です。