自分の子供の成績が悪かったりすると、ついついカッとなってしまうことが多いです。どうしてこんなに酷い点数を取ってくるのか分からないとか、なんでこんな簡単なことも分からないのともどかしい気持ちになることもしばしばです。
そんな時についつい可愛いわが子に対して怒ってしまうことがあります。一度怒り出すと止まらなくなってしまって口癖のように何度も子供を怒ってしまうこともあるでしょう。
でも、子供の成績が悪いことを怒るだけでは簡単には成績が良くなることはありあせん。むしろ、子供からすると親に怒られるのが怖くて悪い点数のテストなどを隠そうとしたり、見せないようにしたりとしてしまうため逆効果になってしまうこともあります。
親が向きになってしまっても勉強をするのは子供です。肝心なのは子供が今よりももっと積極的に勉強に取り組むようにならない限りは成績が良くなることはないということです。なので、カッとなる気持ちはグッとこらえて、今の子供の現状を受け入れて一緒に改善していくということを心がけるべきなのです。
子供の立場になって考えてみた場合、親から何度も怒られるだけですとなかなか勉強をしたいという気持ちにはなれないでしょう。むしろ、怒られるのは勉強があるからだという拒絶感が芽生えてしまうことの方が多いはずです。今からは勉強ともっと本気で向き合わなければいけないのに、勉強から目を背けるということになりがちです。
でも、学校の成績が悪い時に親が一緒になって親身に相談に乗ってくれるとしたら、少しずつ信頼関係を築くことが出来るものです。少しずつでも自分ももう少し番がらなければいけないなという前向きな気持ちになってくるはずです。子供が素直に気持ちを受け入れられるような接し方をしてあげるようにしましょう。
悪い成績を取ってしまったという過去は変えることはできません。どうしてできなかったのかと子供に怒ったところで取ってしまった成績は変わらないのです。なので、いつまでも怒るばかりでは何も進展が見込めないのです。むしろ、早く気持ちを切り替えてどうすればこれからは良い成績を取ることが出来るのかを考えていくべきです。
小学校くらいの子供ですと、生活習慣を正したり、毎日の勉強方法を改善していくことであっという間に成績が上がっていくことも珍しくありません。少しでも早く子供と向き合ってこれからどうやって改善をしていくのかを考えてみましょう。