季節ごとの星座と代表的な星の名前は楽しみながら覚えよう
小学校では、理科で季節ごとの星座と星の名前を学びます。星座という分野は子供がいかに楽しみながら学ぶことが出来るかが勝負の分かれ目となるでしょう。実際星座の名称や古代の人々が夜空の星に描いた絵などを考えると非常に楽しいものですので、物語のような感覚で勉強していくといいかもしれません。
この分野は、興味を持つ子供はグングンと成績を伸ばす一方で、興味を持てない子供はほとんど点数を取れないという両極端になりやすいです。星の名前がカタカナですので覚えにくいということもありますので、星座と絡めて楽しく学んでいきましょう。
まずは、星の明るさと等星についてしっかりと確認することから始めます。夜空に星が光って見えるのは星が輝いているからなのですが、実は星によって光っている色が異なっています。少々判別しずらいかもしれませんが、実際に夜空を子供と一緒にご覧になってみてください。
ちなみに、青白いとか白いという光り方をしている星の方が温度が高く、赤く光っている星の方が温度が低いです。
明るさですが、これは星を6段階に分類して1等星から6等星まであります。1等星が一番明るいです。
季節ごとに見える星座は違います。春夏秋冬それぞれを区別できるようにしよう
季節によって見える星座が変わります。しっかりと季節ごとの星座をおさえておくことが大切です。
春に見える星座ですが、しし座とおとめ座です。しし座にはレグルスがあり、おとめ座にはスピカがあります。
夏に見える星座ですが、はくちょう座とわし座とこと座です。はくちょう座にはデネブがあり、わし座にはアルタイルがあり、こと座にはベガがあります。この3つの星を結んで出来る三角形を夏の大三角形といいます。
秋に見える星座ですが、ペガサス座とアンドロメダ座です。
冬に見える星座ですが、代表的なものとしてオリオン座とおおいぬ座とこいぬ座です。オリオン座にはベテルギウスがあり、おおいぬ座にはシリウス、こいぬ座にはプロキオンがあります。この3つの星を結んで出来る三角形を冬の大三角形といいます。冬にはほかにおうし座やふたご座も見えます。
図鑑やプラネタリウムなども活用しながら夜空を観察すること
星座や星の名前を覚えるには、実際に目で見ながら楽しむことが必要です。特に星の名前は覚えにくい名称も多いですので、子供が興味を持てるように導いてあげることが必要でしょう。
そのためには、休日に家族でプラネタリウムに出かけたり、図鑑を片手に夜空を眺めてみるなどをしていくこともおすすめです。
