日本は国土の大半が山に覆われています。日本という国を社会で学ぶ上で山のことは欠かすことが出来ません。もちろん、小学校でも日本の山について学ぶのですが、その際に、山脈と山地と高地がでてきます。まずは、この3つの違いを意識するようにしてみましょう。
ざっくりと言うと、山の険しさで山脈>山地>高地ということになります。山脈と言うと険しくそびえる山がたくさん連なっている光景です。山地は山が多く存在する一帯であり、高地というと山は連なっているけれども高さは低いという一帯です。
日本にはいくつかの山脈・山地・高地があります。できればしっかりと覚えておくといいのですが、最初のうちは山脈から取り掛かってみるといいでしょう。山脈をしっかりと覚えることが出来たら山地に取り組んで、最後に高地を頑張るという順序でいくといいかもしれません。
日本の山の多い一体を最初に日本地図で確認して、どの辺にあるのかというイメージをふくらましてからそれぞれの名称を学ぶと覚えやすいと思います。
日本の山脈は有名なものが多いですので、あとはしっかりと地図のどこに位置しているのかということもあわせて確認しながら勉強していくことが大切です。
覚える必要のある山脈ですが、北海道南部の日高山脈、東北地方を縦断している奥羽山脈、新潟県の越後山脈、北アルプスの飛騨山脈、中央アルプスの木曽山脈、南アルプスの赤石山脈、三重県と滋賀県の境にある鈴鹿山脈です。
とにかくこれらの山脈をじっくりと正確に地図上で確認しながら丁寧に覚えるようにしてください。北アルプス・中央アルプス・南アルプスあたりが混同しやすいと思います。
しっかりと山脈を覚えることが出来たら、山地や高地を日本地図上でしっかりと位置を確認しながら学んでいくといいでしょう。北海道には北見山地・天塩山地・夕張山地とありますので、しっかりと地図のどこに該当するのかということを意識しないと混同してしまいがちです。
また、東北地方では、奥羽山脈の東側が北上高地で西側が出羽高地となっていますので、これもどちらだったか混同しがちですので何度も確認しながら覚えるといいでしょう。