小学生の子供の勉強を考える時に、あまり狭い視野に陥ることはよくありません。勉強の成績のことを考えだすと、どうしても親としては一生懸命に勉強を頑張ってほしいという気持ちが先走りしてしまうこともありますが、大切な事はいかに遊びやスポーツと勉強の両立が出来るかということでしょう。
小学校で学ぶことは学問だけではありません。お友達付き合いとかもそうですし、徐々に子供の体格が形成されていく時期でもありますので、しっかりと体を動かして健康的な生活を送るということも非常に重要になってくるのです。
よく言われることですが、勉強のできる子供というのはスポーツも得意だったりもします。出来る子は何でもできるということが実際には多くあるのです。
これは普段の生活習慣にも大きく依存しているかもしれません。勉強は何も長時間した子供が成績がいいわけではないのです。勉強時間に比例して成績が上がるのであれば誰だって簡単に良い成績が取れるでしょう。でも現実は少々違うのです。
勉強に必要なことは質の良い勉強時間を作るということだと思います。これは言い換えれば、集中して勉強する時間を確保するということです。
どうして文武両道が大切なのでしょうか??それは、気持ちの切り替えの上手な子供の方が圧倒的に勉強面においても有利だからなのです。遊ぶ時は楽しく遊ぶ・運動するときは思いっきり体を動かす・勉強するときには集中して机に座る これができるかどうかが重要なのです。
一番よくないのがダラダラと時間を過ごすことです。何時間もテレビを見続けるとか、いつまでもゲームに夢中になってやめないとか、ずっと携帯やスマホをいじっているだけで夜遅くになってしまうなどです。
これでは気持ちの切り替えの下手な子供になってしまいます。このような状況であるのであれば要注意です。なかなか勉強に集中することが出来ない体質になってしまっていますので、早急に対策を講じてあげる必要があるでしょう。
小学校の勉強は義務教育です。日本の全ての子供が受けるべき教育です。その勉強をこなすためになにも毎日勉強ばかりで何もできないなんてことはないはずです。十分に遊ぶ時間も作れるでしょうし、大好きなスポーツを楽しむことだって出来るはずです。
でも、家でダラダラ過ごしてしまうだけでは何もできないままに時間ばかりが過ぎていってしまいます。これは非常にもったいないことです。もっと小学生のうちにしかできないことを時間を惜しんででも楽しむ方がいいに決まっているのです。
そのためには、気持ちの切り替えの上手な子供なることが必要です。これができない限りは勉強でもいい成績を上げることは簡単には出来ないはずです。逆に言えば、気持ちの切り替えの上手な子供は時間の使い方も上手なので、何事も上達していくことが多いのです。