小学校の理科では月の動きと満ち欠けについて勉強します。月は日によって形が違って見えるということは子供でも知っているでしょうし、実際に月を何度も眺めてみれば納得できるでしょう。でも、どうして月の形が日によって違って見えるのかということを理解するためには、少し柔軟に考える思考力が必要になってきます。
まずは、月のことについてちょっと確認することから始めてみましょう。月の大きさですが、実は地球よりも小さいのです。大きさはおおよそ地球の1/4です。アポロの月面着陸の昔の映像でも有名ですが、月では地球よりも重力が小さいです。地球と比べるとおおよそ1/6となります。
さて、このような月ですが、日によって形が異なって見えるのですが、それは、月が地球の周りを公転していることで、太陽の光の当たっている部分が地球から見たときの見え方が違うことによるのです。そのため、満月→下弦の月→新月→三日月→上弦の月ということを繰り返しているのです。ちなみに月の満ち欠けの周期は約29.5日ですのでおおよそ30日です。
実は、月は自転をしながら地球の周りを公転しています。地球が太陽の周りを自転をしながら公転をしているのと似ていますね。ここで、しっかりと確認しておくべきポイントですが、月の自転と公転の周期は約27.3日ということです。自転の周期と公転の周期は同じということです。
ここでよく考えておきたいのが、どうして月の満ち欠けの周期(約29.5日)と月の公転の周期(約27.3日)にズレがあるのかということです。これは、月がぐるっと地球の周りを一周する間に、地球は太陽の周りを公転しているため、少し場所が異なっているからです。子供も混同しがちですので、納得できるまでイメージしてくださいね。
少し余談になりますが、今では誰でもお手軽に月の土地を購入できます。しかもお値段が2,700円~と想像以上に安いのです。まだ今は購入をしても自分の土地に実際に行くということは難しいですが、将来もしかしたら念願の月の自分の土地に行ける時代が来るかもしれないなんてことを想像するだけでも少しロマンを感じます。
この月の土地ですが、ご自身用というだけでなくご家族や知人などへのギフト用としても人気があるようなのです。実際に購入して夜空の月を眺めたら今よりも少し感慨深いですよね。ご興味のある方はご覧になってください。