小学校の理科では花の作りを勉強ます。中でも花びら(花べん)・おしべ・めしべ・がくは非常に大切な要素です。さらには、花びら(花べん)は、離べん花と合べん花とに分かれますが、小学生の子供がこれらを丸暗記するのは非常に大変です。
また、花の分類においても、おしべとめしべが両方ある両性花、おしべだけしかない雄花、めしべだけしかない雌花に分類されますが、それぞれどの植物が該当するのかなど覚えるべきポイントが多いです。
もちろん、図解で説明している教科書などもありますが、それでも植物の種類も多いため、なかなか鮮明に記憶をしていくことはハードルが高いかもしれません。このように植物について十分な理解が必要になってくるのですが、教科書だけを片手に勉強をするだけですと、理科が苦手な子供にとっては覚えにくいという印象を持つのは納得できます。
なので、できるだけ実物を見て自分の目で納得しながら勉強を進めていくことで、子供はスムーズに理解をしていくことができるでしょう。
小学校で習う植物の内容を上手に覚えていくためには、できるだけ多くの植物と触れる機会を持つということも大切になってきます。植物図鑑などを持って休日に家族で近所の植物を観察してみるというのも生きた学びだと思います。
小学生の子供はじっくりと観察をしていくことでも十分に学んでいます。実際に自分自身で花びらを見てみたり、教科書や図鑑と見比べていくことで、一つ一つ納得しながら知識や理解を深めていくことができるはずです。
実際の植物を観察して自分なりの理解ができた段階で、今度はノートに学んだことや知ったことなどをまとめてみるとより一層植物に関する理解が深まっていくと思います。実際に植物を採集してきてノートに貼り付けておくというのもいいでしょう。
実際に自分の力でまとめ上げていくことを通じて植物に対する知識が深いものになるはずです。植物で学ぶことはとても多いですので、無理に頭に詰め込もうとしても、すぐに覚えたことを忘れてしまいがちですので、いかに印象強く記憶に残すことができるかが大切です。