小学校で学ぶことは結構幅が広いです。なので、苦手科目というものはどの子でもあるでしょう。でも、苦手科目はあまり好きではないからといってあまり勉強をしないとますます苦手意識が強くなっていてしまいます。いかに苦手科目を克服していくかはとても重要です。
そうはいっても毎日苦手科目ばかりを勉強するわけにもいきません。全科目を万遍なく学力アップしていくことを目指していかなければならないのです。
国語は文章を読む力のように柔軟な思考力が必要な領域と漢字やことわざといった知識が中心となる領域に分かれるでしょう。
漢字やことわざや四字熟語というものは少しずつでも継続して触れていくことが大切です。ある時に一気に詰め込もうと思ってもとても無理です。
文章を読む力ですが、日ごろから文章と接する機会を増やす必要があるでしょう。
もちろん漫画などでは国語の力は向上していかないです。しっかりとした文章をじっくりと読むということが大切になってくるのです。
算数は足し算や引き算などの計算力に関する領域と三角形や四角形といった図形に関する領域とに分かれるでしょう。
計算力は、できるだけ毎日問題を解くということを継続するのが理想でしょう。日々継続することがいいはずです。図形ですが、まずはしっかりと各図形の特徴や面積などの公式を理解することがスタートになります。それほど暗記しなければならないことは多くはないはずです。そのうえで、それらの特徴や公式をいかに活用できるかが成績アップの秘訣となるでしょう。
小学校で習う理科は広範囲に及びます。植物や動物の領域から力の働きや物質の変化、さらには天体の動きや地表の変化などにも及ぶのです。
植物や動物は教科書を読んでいるだけでは身近に感じることが出来ないので、実際に外に出て経験してみたり、図鑑などで視覚的に捉えることも必要になります。
天体の動きも、夜に月の観察をしてみたり、太陽を時間ごとに追いかけてみたりなどの経験をするということ、地表もできるだけ体験することが大切になってくるでしょう。
社会は日本の地図や世界の地図をもとに各地域の産業や自然を学んでいく領域と日本や世界の歴史を学んでいく領域に分かれます。
日本や世界の産業や自然を学ぶには国や都市が地図の中のどこに位置しているのかをイメージできないと子供は印象に残りにくいです。身近に地図を置いておくということがいいでしょう。
日本や世界の歴史を学習する際には教科書だけでは暗記に頼ることになってしまいます。歴史的な建造物等に出来るだけ足を運んでみたりと体験を通じて学ぶと印象に残りやすいです。