皆さんは日本の川をどれくらいご存知でしょうか!?日本は中腹部は山脈などが多く、周囲を海に囲まれていますので、山から海へと多くの川が流れています。もちろん、皆様がお住まいの周辺にもいくつか川があると思います。
小学校では日本の代表的な川についても学ぶことになるのですが、多くの川のなかでも試験や入試に出やすい川に絞ってしっかりと地図で位置関係も確認しながら勉強を進めることが必要です。
大人の方でも名前は知ってるけど、地図のどこにあるのかまでは分からないという方が多いと思います。しっかりと特徴を捉えながら勉強を進めていきましょう。
その際には、源流となている山や下流にある平野なども合わせて見ていくことが効率的です。できれば、どの都市を通って流れているのかなど様々な観点から地図を見てみると多くの新しい発見もありますし、川の勉強をより有意義にすることが出来ると思います。
北海道での主な川は天塩川・石狩川・最上川です。3つの川の位置関係を混同しがちですのでしっかりと地図でも確認してください。
天塩川の源流は北見山地で、天塩平野を抜けて日本海までのびている川です。
石狩川は、石狩岳より石狩平野を抜けて日本海までのびている川です。
十勝川は、十勝岳より十勝平野を抜けて太平洋までのびている川です。
まずは東北地方を代表するのが、最上川と北上川です。よくこの2つの位置を混同してしまうことも多いので、注意しながら覚えるようにしてください。最上川は、山形県を流れる川で庄内平野を通って日本海までのびています。松尾芭蕉が最上川について句を詠んだことでも有名です。一方、北上川は、岩手県と宮城県を南北に流れている川です。仙台平野を抜けて太平洋までのびています。
長野県から新潟県にかけてのびているのが信濃川です。日本最長の川としても有名です。信濃川は越後平野を抜けて日本海までのびています。
関東地方を代表するのが利根川です。信濃川に次いで2番目に長い川でもあります。関東平野を抜けて太平洋までのびています。
長野県中部から濃尾平野を抜けて伊勢湾にのびているのが木曽川です。岐阜県や三重県さらには愛知県など多くの県を通っています。
大阪府には淀川があります。水源は琵琶湖で大阪平野を抜けて大阪湾までのびています。
四国地方の代表的な川はといえば吉野川です。高知県や徳島県を通り、徳島平野を抜けて紀伊水道までのびています。
九州地方の代表的な川は筑後川です。阿蘇山が水源で筑紫平野を抜けて有明海までのびています。