小学校の社会では、都道府県庁の所在地である都市を勉強します。もしかしたら大人の方でもすべてを即座に応えられる方は多くはないのではないでしょうか!?日本中を旅行していたり、出張で全国を飛び回っているという方でなければ、生まれて一度も行ったことのない都道府県も多いでしょう。
そう考えた場合、行ったことのない地域というのは土地勘もないですし、親近感も感じにくいものです。大人の私たちがそのような状況なのですから子供にとっても状況は全く同じと考えてみると子供の立場になれますよね。
小学生の子供が行ったことのない都道府県庁の所在地を何の苦も無く覚えるというのは思っている以上に難しいはずです。出来るだけ親近感を感じないと頭に残らないということは簡単に想像がつきます。
ですので、とっかかりとして、47都道府県の全てが日本地図のなかのどこなのかを知っているということが必要になります。日本地図と仲良しになってしっかりと正確に覚えることが出来てから各都道府県庁の所在地を勉強していきましょう。
大人でもなかなか全てを思い出すことが困難な事ですので、正確な知識を子供が身につけるためには少し工夫が必要になってくるでしょう。47全ての都道府県庁所在地を覚えるとなると少々めまいがしてきそうになってしまいますよね。できるだけ覚えることを絞るということが大切です。
実は、都道府県名と都道府県庁の所在地の都市名が同じ名称であることが多いのです。例えば青森県の県庁所在地は青森市です。同様に秋田県では秋田市です。同じであれば無理に覚える必要はありません。逆に名称が異なるところだけをしっかりとピックアップして覚えていくことが効率的なのです。
では、一体どこが該当するのかというですが、以下になりますので参考にしてください。
北海道は札幌市、岩手県は盛岡市、宮城県は仙台市、茨城県は水戸市、栃木県は宇都宮市、群馬県は前橋市、埼玉県はさいたま市、東京都は新宿(区)、神奈川県は横浜市、石川県は金沢市、山梨県は甲府市、愛知県は名古屋市、滋賀県は大津市、三重県は津市、兵庫県は神戸市、島根県は松江市、香川県は高松市、愛媛県は松山市、沖縄県は那覇市ということになります。
これで少しは覚えることが少なくなりますよね。